
FXトレーダーのShingoです^^
今回は、「FX初心者にこんな通貨は危険?気を付けたい通貨ペアの選び方!」というテーマで記事を書こうとおもいます。
初心者の方はいざ投資を始めようと思ってもわからないことが多いですよね。
FXは数ある通貨ペアの中から自分に適した通貨ペアを選ぶことができるのが魅力の一つですが、初心者の方はどの通貨ペアを選んだらよいのか悩んでしまいますよね。
そこで初心者が通貨ペアを選ぶ際に気を付けたい点とオススメの選び方をご紹介するので是非参考にしていただければと思います。
目次
そもそも通貨ペアとは
世界には通貨の種類がどれくらいあるかご存知でしょうか。
なんと通貨の種類は194種類もあり、これは世界各国の数と同じなんです。
つまり世界には194もの国があり、それぞれの国で通貨を発行しています。
その中でも、FXで取り扱える通貨は約20種類ほどあるんですが、FXでは売買する2つの国の通貨を通貨ペアといいます。
例えば、米国ドルと日本円であれば米ドル/円(USD/JPY)、欧州ユーロとイギリス(英)ポンドであればユーロ/ポンド(EUR/GBP)というように表します。
そして左側の通貨(ここでは米ドル)を「基軸通貨」と呼び、買う通貨を表し、右側の通貨(ここでは日本円)を「決済通貨」と呼び、売る通貨を表しています。
つまり、米ドル/円を買うということは、日本円を売って米ドルを買うということになります。

なんだかややこしく感じますが、FXでは2つの通貨を対象にして取引を行うと捉えておけば大丈夫です^^
FXメジャー通貨5選の特徴
ではそれぞれ各通貨にはどのような特徴があるのでしょうか。
各通貨の特徴を知らないと通貨ペアを選ぶことができないので、しっかりと理解しましょう!
米ドル(USD)
世界経済の中心といわれる米国の通貨である米ドルは世界の基軸通貨であり、為替市場において注目度・取引量ともにNo.1の通貨です。
基本的に値動きは激しくありませんが、戦争やテロなどの「有事」や世界経済の情勢に影響されやすい通貨です。
最近では、トランプ大統領の発言「トランプ砲」によっても、一時的に値動きが激しくなる傾向があります。
基軸通貨でもある米ドルはFXを行う上で必ず押さえておきたい通貨の一つです。
日本円(JPY)
次に私たちに最も馴染みのある日本円ですが、実は米ドル、ユーロに次いで世界第3位の取引量で、世界三大通貨の一つとも言われています。
日本という島国は、他国に比べ地震などの天災が多くこういった災害が起きると円高になりやすい傾向があります。
日本に住んでいればこういった情報は、早く入手することができ不測の事態を防ぐこともできますので、日本円は初心者でも扱いやすい通貨といえます。
他にも日本円は、海外の経済指標にも影響を受けやすいのでクロス円(円が絡む通貨ペア)で取引する際は世界各国の経済情勢の把握も重要になってきます。
豪ドル(AUD)
豪ドルはオーストラリアの通貨で、スワップポイントが高い高金利通貨といわれていましたが、2019年7月には政策金利は過去最低となる1.00%へ引き下げとなっています。
豪ドルの特徴としては、値動きが激しく政策金利やインフレ率に敏感に反応します。
以前ではスワップポイントを目的とした投資家が多かったですが、現在では低金利が続いているので注意が必要です。
またオーストラリアは広大な敷地で鉄鉱石や石炭などの豊富な資源を持っていることから資源国通貨としての一面も持っています。
オーストラリアの主な貿易相手が中国ということもあり、中国の経済状況にも影響を受けやすいので注意が必要です。
英ポンド(GBP)
主に英国(イギリス)の通貨であるポンドは、値動きが激しく初心者には難しい通貨です。
不安定なユーロの経済状況に左右されやすい特徴があり、ユーロの景気が悪化するとポンドが買われやすい傾向があります。
ポンドは予測しにくい不規則な動きをすることが多いので、トレードに慣れた中級者以上向けの通貨です。
値動きが激しいので、中級者以上のスキャルピングトレーダーには人気がある通貨です。
欧州ユーロ(EUR)
ユーロはヨーロッパの欧州連合である経済通貨同盟で用いられている通貨で、世界第2位の基軸通貨です。
ユーロは連盟各国の経済状況によって様々な値動きをみせますので、例え一国の経済状況が良くても、もう一国の経済状況が不安定になるだけでも価格は変動します。
世界第2位の基軸通貨であるユーロは、米ドルの影響を大きく受け、米ドルに不安要素があれば安全策として買われる傾向があります。
英ポンドほど値動きは激しくなく、ユーロの取引をするとより多くの情報収集をしようと経済情勢に敏感になるので世界経済全体を見渡せるようにもなります。
FXトレードスタイルによる通貨ペアの選び方
各通貨にはそれぞれの特徴がありますが、トレードスタイルによって適した通貨ペアは異なってきます。
値動きが緩やかな通貨ペアは短期トレードには向いていないですし、逆に値動きが激しすぎる通貨ペアは約定するタイミングが難しいので長期トレードには向いていません。
それぞれのトレードスタイルに適した通貨ペアの選び方を見てみましょう。
スキャルピング
スキャルピングでは数秒から数分間で取引を完結させるトレードスタイルですので、短期的な取引で小さな利益をコツコツと積み上げるため高い勝率が必要です。
その為に通貨ペアを選ぶ際には、取引時間が短いためスプレッドが狭い通貨であることやボラティリティが高く短時間でも利益が出せることが重要です。
以上のことから、スキャルピングではドル円(USD/JPY)やポンドやユーロに絡んだ通貨ペアがオススメです。
スキャルピングは仕事帰りの少ない時間でも取引ができるので、副業としても人気があります。
しかし初心者が独学で、スキャルピングをするのは少し難易度が高いですので、スキャルピングについて学びたい方は、以下の教材が参考になると思います。
デイトレード
デイトレードはその名の通り、デイ(1日)の間で取引を完結させるトレードスタイルです。
取引時間は数十分から数時間で、スキャルピングほど高い勝率は必要ありませんが、スプレッドがある程度狭く、しっかりとしたトレンドが出ていることがデイトレードでは必要です。
デイトレードでは、あまり値動きが激しすぎない・しっかりとしたトレンドが出やすいドル円(USD/JPY)やユーロ通貨がオススメです。
スイングトレード
スイングトレードとは、数日から数週間ほどポジションを保有していくトレードスタイルになります。
スイングトレードは短期的な値動きに惑わされることなくじっくりとトレードに取り組むことができるので、チャートにあまり張り付いていたくない人にオススメです。
スイングトレードではしっかりとしたトレンドに乗ることが出来れば大きな利益も狙うことができます。
ですので、スイングトレードをする際には、しっかりとしたトレンドが発生していること、通貨に流動性があることが重要なので、ドル円(USD/JPY)や豪ドル円(AUD/JPY)・ユーロ通貨などがオススメです。
初心者にはあまりオススメできない通貨の特徴
ただ、初心者の方は
「最初はどの通貨ペアを選んだ方がいいのかな」
「どういったトレードスタイルが自分には合ってるのかわからない」
という方がほとんどだと思います。
また、「よくわからないまま始めてしまい大きな損失を出してしまった…」なんてことにならないためにも初心者が手を出すべきではない通貨も知っておきましょう。
値動きが激しいポンド通貨
イギリスの通貨であるポンドは、激しい値動きで短時間でも大きな利益を狙いやすいことから人気があります。
しかし、その値動きは上級者でも予想しづらい動きをすることが多く、大きな損失にも繋がりかねません。
もし初心者がポンド通貨で取引をする際には、いつもよりロット数を下げて急激な相場の変動にも対応できるようにしましょう。
マイナー通貨
FXにはメジャー通貨とマイナー通貨と呼ばれる通貨があるのをご存知でしょうか。
メジャー通貨とは米ドルやユーロ、日本円などの取引量が多い馴染みのある通貨です。
反対にマイナー通貨とはトルコリラ、メキシコペソなどの取引量が少ない通貨を言います。
マイナー通貨には高金利の通貨が多いという特徴があるため、スワップポイントを目的として長期間保有するトレーダーもいます。
しかし、マイナー通貨は取引量が少ないため、安定した取引が難しく、予想外の大きな価格変動が起こる場合があります。
また、マイナー通貨には情報も少なく予測が難しいため非常にハードルが高いです。
マイナー通貨には非常にリスクが高いので、初心者の方は慣れるまでは手を出さないようにしましょう。
FX初心者オススメ通貨ペアランキング
では、初心者はどの通貨ペアで始めるのがいいのでしょうか。
初心者でも始めやすい取引量が多く、しっかりとしたトレンドが発生しやすい通貨ペアを3つ選びましたので、是非参考にしてみてください。
第1位 米ドル/円(USD/JPY)
ボラティリティ 〇
通貨の安定さ 〇
スプレッド ◎
難易度 ◎
第1位の米ドル/円は私たちに最も馴染みのある米ドルと日本円の通貨ペアです。
米ドル/円はFX初心者がオススメの理由としては、不測の事態が起こらない限り、比較的値動きが安定している点です。
スプレッドも狭くFXを始めるのであれば米ドル/円から始めるのが最もオススメです。
米ドル/円は短時間で激しい値動きをすることが少ない通貨ペアですので、デイトレードやスイングトレードに向いています。
第2位 ユーロ/円(EUR/JPY)
ボラティリティ ◎
通貨の安定さ 〇
スプレッド 〇
難易度 〇
第2位のユーロ/円は、スプレッドも狭くボラティリティも比較的高いので初心者にもオススメです。
米ドル/円に比べ値動きの幅がやや広いので、スキャルピングをするトレーダーも多いことで有名です。
ユーロは世界第2位の基軸通貨でもあるので、通貨の安定性も高いです。
ユーロは欧州連合各国の経済情勢で様々な値動きを見せますので、各国の経済情勢をしっかりとチェックして取引を行うようにしましょう。
第3位 豪ドル/円(AUD/JPY)
ボラティリティ 〇
通貨の安定さ ◎
スプレッド 〇
難易度 〇
第3位の豪ドル/円は、通貨としての安定性も高く比較的安定した通貨ペアになります。
オーストラリアは国としての安定さも高く、資源大国として有名です。
値動きに関しては、中国経済の影響を受けやすい傾向があるので注意が必要です。
スワップポイントを目的として長期保有するトレーダーも多いのが豪ドル/円の特徴でもあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「FX初心者にこんな通貨は危険?気を付けたい通貨ペアの選び方!」というテーマで記事を書きました。
FXは様々な通貨から取引する通貨ペアを選ぶことができるのが魅力の一つですが、各通貨にはそれぞれの特徴がありましたね。
どんな通貨ペアを選んでもいいわけではなく、値動きが激しいポンド通貨や取引量が少なく不安定なマイナー通貨には初心者の方は気を付けなければいけないことがわかりました。
しかし、トレーダーとしてある程度経験を積み重ねていけばこういった通貨でも利益を出していくことが可能ですので、スキルアップを目指していきましょう^^
最後までご覧いただきありがとうございました。
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